またまたバイオ株が暴落

勝ち組のトレード
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年末にマザーズ銘柄のリボミック(4591)が暴落しています。例のごとくバイオ関連銘柄です。
暴落の原因も、これまでのバイオ銘柄の暴落時と同じように、新薬の開発がうまくいっていないことが発表されたことによるものです。

バイオ関連銘柄では、2016年にアキュセラ・インクが5連続ストップ安(7,700円→1,190円)、2019年にサンバイオが4連続ストップ安(11,710円→2,401円) になるなど売りたくても売れない大変なことになっています。

今回のリボミックも新薬開発の期待により、300円台で推移していた株価が10営業日程度で約3倍の944円まで上昇しました。
その後反落して800円程度で推移していましたが、880円から3営業日で611円まで急落した後、2連続ストップ安で411円で年内最後の取引を終えました。
年始の1月4日の取引では、ようやく335円で値が付き、結局113円安の298円 で引けました。
この先一体どうなるのでしょうか…

なぜこのブログでリボミックを取り上げたかというと、私自身が年末に買おうとしていたからでした。

トレードする前に、バイオ株でないこと、決算をまたがないことをチェックしたため買わずに済んだのですが、10以上の銘柄に分散して投資するため、面倒くさがってチェックを省略していたら、とんでもないことになっていたところでした。
今回のことで「バイオ株は危ない。手出し無用」と再認識することができました。

アキュセラ・インクにしろ、サンバイオにしろ、暴騰から暴落までのパターンは毎回同じであり、人間は同じ間違いを繰り返す生き物です。
過去を知っていても、「自分だけは大丈夫」「自分だけは違う」と考えてしまうのでしょう。

もちろん暴騰前に仕込んでおいて暴騰したら売るという手法であれば、欲張りすぎず、ある程度のところで売れるのであれば、大きな利益を上げることができます。
ただ、含み益が膨大だからといって、暴騰してからも追加で買ったり、まだまだ上がると欲張っていつまでも売らないでいると、最後には暴落に巻き込まれます。

それよりも一番の問題は、暴騰した後に買うことです。
どの時点で暴騰というのかは、後になってみなければわからないので難しいとは思います。
今回のリボミックにしても、300円台から一気に500円、600円になれば暴騰と思えるでしょうが、その後、さらに900円台まで上げています。

個人的な感覚ですが、出来高が急増し、株価が2倍にもなっている株を買い上がるのは危険だと思います。その時点で手出し無用です。
ましてや信用買いするのはもってのほかで、退場一直線となることでしょう。これまでの歴史が物語っています。

バイオ株+暴騰+目いっぱい信用買い=退場 という公式が目に浮かびます。
それでもあなたは一攫千金を狙ってバイオ株に投資しますか…

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