トレードのルールとして、チャートを見てレンジになっていたり、一気に大きく下げたものなどを買うことにしたのですが、どうやって、そのチャートを見つけるかが問題でした。
以前チャートを見てトレードしていたときは、名前を聞いたことのある会社の中から探すだけで、それほど多くの株をチェックしていたわけではなかったので、ヤフーファイナンスにあるチャートを使えば十分でした。
しかし、今回は、東証1部、2部、マザーズ、ジャスダックなど3,000を超える株を対象にチャートをチェックすることにしたため、素早く見つけられるよう証券会社のトレーディングツールを使用することにしました。
いろいろ調べた結果、私は、カブドットコム証券(現在のauカブコム証券)の「kabuステーション」を選びました。これは、信用口座を開設していれば、利用料は無料です。
株で勝てるようになった今でも利用し続けています。
kabuステーションは、2,000銘柄まで登録でき、クリックするだけで次々にチャートを見ることができます。
東証一部の株は自動車、化学、銀行などの分野別に登録し、それ以外の市場の株は、マザーズ、ジャスダックなどの市場別にまとめて登録しました。
売買代金が5億円以上あるものに限定しましたが、それでも、ほぼいっぱいになるぐらいでした。
kabuステーションの画面は、大量のチャートを素早くチェックできるように設定しました。

上部の黄色い枠部分のタブ(自動車、電気機器など)の一つ一つに50銘柄ずつ登録できます。
登録した銘柄の一覧が緑色の枠部分に表示され、水色の枠部分には、左側に日足のチャート、右側に週足のチャートが表示されます。
緑色の枠部分に表示された銘柄をクリックすれば、その下にチャートが表示され、次々とチャートをチェックしていくことができます。
私は、毎晩1,000銘柄以上のチャートをチェックしました。最初は1時間以上かかりましたが、今は30分もあればチェックが完了します。
非常に便利で、これがなければ、トレードする銘柄を選べないと言っても過言ではありません。
もう一つチャート探しに欠かせないスマホ用のツールがあります。
マネックス証券の「マネックストレーダー株式 スマートフォン」(利用料は無料)です。
30の分野別に900銘柄を登録できます。登録した銘柄一覧(画面1)を指でクリックすれば、画面が切り替わってチャート(画面2)が見られます。


また、銘柄一覧の画面を画面3や画面4のように設定すれば、大まかなチャートの形を見ることも可能です。詳しく見たいものがあれば、指でクリックして画面2のローソク足の大きなチャートに切り替えることができます。


仕事で帰りが遅くなり、家でチャートをチェックする時間がなさそうなときには、いつもこのアプリを使って、電車の中でチャートを見ています。kabuステーションに負けず劣らず便利です。
チャートのサイズやバランス感も良く、表示の切替も早いので、素早く大量のチャートチェックができます。
他の証券会社のアプリも試しましたが、パソコンが使えないときのスマホでのチャートチェックは、このアプリ一択です。
私にとっては、トレードする株を見つけるためのチャートのチェックが楽しくて仕方なく、全く苦になりませんでした。
今でも毎日チェックは欠かしていません。