ウクライナで原発が攻撃される

勝ち組のトレード
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前回の更新から2週間以上が経ちました。
久々に相場から離れている期間が長くなりました。

2月24日辺りは、日経平均株価もマザーズ指数ともに大きく下げたので、逆張りの買いで入ろうかとも思いましたが、止めました。
ここでマザーズの銘柄を買っておけば、10%以上の利益が得られたと思うのですが、結果論なので仕方ありません。

この後、マザーズ指数はリバウンドした分の半分が帳消しになり、日経平均株価は2月24日の安値を割ってしまいました
うーん…、本当に難しい相場環境です。

上で書いた日経平均株価が安値更新した理由の一つは、ロシア軍によるウクライナの原発への攻撃でした。

確かに、攻撃により原発が爆発すれば「チェルノブイリ原発の10倍の被害が出る」と言われており、リスク回避のため、トレーダーが株を売ってしまいたくなる気持ちはわかります

まさに、人間の本能(損をするという恐怖)に基づいた素直な反応だと思います。
しかし、本当にこのような本能に基づくトレードでいいのでしょうか。

以前にも書いたとおり、好決算などのポジティブなニュースを見てから株を買ってもほぼ儲かることはありません
これは、これまでの私の3,000以上のトレードの結果が物語っている厳然とした事実です。

大衆と同じ考えで同じことをしていては絶対に勝つこと、いや、生き残ることができないのが、相場の世界です

それを考えると、「原発攻撃」=「株を売る」という思考回路というか、条件反射でいいのか考えてしまいます

リスク回避のため、持っているポジションを軽くするための「売り」はいいのかもしれませんが、このニュースに基づき、即座に新たな空売りのポジションを立てるといったことは、私なら絶対にしません

ただ、それ以前にロシアが原発を攻撃して爆発させるようなことを本当にするのでしょうか
爆発すると、ウクライナやヨーロッパだけでなく、ロシアにも放射能汚染の被害が出るはずですし…

マスコミも一営利企業であり、必ずしも公正・正確な報道がなされているわけではありません。
センセーショナルに報道すれば、それだけ視聴率も稼げます。

マスコミなどからの情報を鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考えて判断することが必要です
それは、生きていく上でも、トレードしていく上でも大切なことです。

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