近い将来、必ず暴落に巻き込まれます

相場は戦場
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みなさんは、相場の暴落について、どのようなイメージを持っていますか…。

まずは、「恐怖」「大損」「破産」などの負のイメージでしょうか。
逆に「優良株を安く買えるチャンス」という良いイメージもあるのでしょうか(こう考えられれば素晴らしい。)

他には、「ごくたまにしか起きないので、気にしていない。」「考えたこともない。」などでしょうか。

私もトレードを始めた頃は、勝つためにはどうすればよいかということばかり考えて、相場が暴落することなんて、これっぽっちも考えたことがありませんでした

その後も、「いつ暴落するかなんて、考えてもどうせわからないし、たまにしか起きないことを気にしても仕方ない。暴落したら、その時にどうすればよいか考えればいい」と思っていました。

確かに、相場の暴落と言えば、ブラックマンデー、ITバブル崩壊、リーマンショックなどが有名ですが、一般的には、そんなに頻繁に発生するものとは思われていないのでしょう。

しかし、私が株を始めてからも、数年に一度は、必ず日経平均株価が暴落しています

私の売買の記録から過去10年間の相当大きな暴落だけを見ても、2011年5月、2013年5月、2015年8月、2016年2月、2018年12月、2020年3月に計6回発生しています。

忘れたころにやってくる」というほど間隔が開いていません。
少しトレードを続けていれば、たちまち暴落の危機に直面します。 

この中でも、2020年3月の新型コロナウイルスが引き起こした大暴落は、本当にすさまじく、これまで見たことがない阿鼻叫喚の世界でした。

日経平均株価が23,800円から16,500円まで、なんと30%以上も急落し(個別株ではなく指数がですよ!)、信用評価損益率も、東証がマイナス31%、マザーズがマイナス48%と驚くべき数値になっていました。

通常、信用評価損益率は、マイナス20%を超えれば、株価は一旦下げ止まると言われていますが、今回はそれを大きく底抜けして行き、これには本当に驚きました。

信用取引でレバレッジをかけて買っていた人は、ひとたまりもありません。
信用評価損益率がマイナス30%ということは、3倍のレバレッジをかけて買っていれば、30%の3倍で資金の90%を失う計算になります。

ロスカットできない人は、資金の多くを失って退場したと思われます。

トレードを続けている限り、いつか必ず暴落に巻き込まれます。
それも、そう遠くない未来にです

私のように「暴落は、ごくたまにしか起きないので、気にしても仕方ない。」とは考えないでください。
無防備だと大損します。

いつ暴落が来てもいいように、心の準備をしておきましょう。
いざというときにパニックにならず、冷静に対処することで、資産を守れます。

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