日経平均株価がサポートラインを割りました

勝ち組のトレード
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本日の日経平均株価は、27,000円付近のサポート帯を割りました。
サポート帯の最安値である8月20日安値の26,954円を割りましたが、終値では、その安値を上回って27,011円で終わりました。

サポート帯をブレイクアウトしたのであれば、このまま大きく下げていくと考える個人投資家も多いと思うのですが、そう単純にはいかないのが相場です。

例えば、この一年間に、日経平均株価に連動する日経平均レバレッジ上場投信(1570)を買っていた人は、8月20日安値を割った際にロスカットしたのではないでしょうか。
高値の30,000円付近で買っていた場合、さすがに10%下の8月20日安値を割るまで持っているケースは少ないかもしれませんが、8月20日安値が多くのトレーダーのロスカットのポイントであると思います。

このほかにも、教科書どおりのトレードをしている個人投資家の中には、8月20日安値を割った際に空売りを始めたケースも多いと思います。

しかしです。もし、明日以降、株価が反転すれば、ブレイクアウトが「だまし」となり、大衆にとってサプライズとなります
サプライズがあれば、サプライズの方向に株価が大きく動くことが多いです

このあと深夜に開催されるFOMCでの利上げの方向性の発表内容に対し、アメリカの株式市場がどう反応するか次第だとは思いますが、教科書どおり8月20日安値を再び割って大きく下げていくのか、はたまた、だましとなって株価が反転して上げ始めるのか…

明日の日経平均株価は要注目です。

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